皆さま、こんにちは。
今日も、穏やかな天気ですね。
洗濯物もよく乾きますね!
さてさて、
前回のつづき
『状況に合わせて身体を動かすことが苦手』
な“子どもの課題”
についての具体的な取り組みの紹介です。
☆2人1組でビブスを持って
1⃣ 相手にビブスを投げ、
(その後)相手が投げたビブスを受けます
1⃣ができたら
2⃣ お互い“片足”を挙げて行います(*ケンケンは✕)
3⃣ 動きながら1⃣を行います
相手と少し離れたところからビブスを持って前進
(*相手と接近)
お互い、タイミング良くビブスを投げ上げて・・・
キャッチします!
4⃣ 3⃣をすれ違ってから、行います
3⃣をさらに難しくアレンジ・・・
3⃣と同じく、前進(相手に接近)
すれ違った瞬間に、ビブスを投げ・・・
相手が投げた(後ろから落ちてくる)ビブスを
キャッチします!
1⃣ から始まったものが、
・・・
2⃣ はバランス感覚を養う
3⃣ は動きながら合わせる
4⃣ は見えにくい(後方から)ものに合わせる
といった、
目的(テーマ)に沿った内容になりました。
ボールではなく、
ビブスですので、
ひらひらと落ちてきます。
その
“ビブスの不規則な動き”
に
自身の身体を合わせること
これこそが、
『対応力』
です!!
そして、
それを止まって行うのではなく
「動きながら行う」
ところに、このトレーニングの意味があります。
ちなみに、
今回の活動で使用した道具は、
“ビブス”
でした。
ここでもボールを使わなかった理由については、
➊ボールよりも受けやすい
そして
❷ボールよりも受けにくい
両側面があるからです。
➊については、
ボールよりも面積が広く
柔らかく、形も変わるので、指でつかみやすい。
ボールに恐怖心がある場合は、
「ゆっくり落ちる」
「当たっても痛くない」
・・・という理由から
ボールの導入(*ボール練習の基礎づくり)として
効果を発揮します。
❷については、
真っ直ぐに落ちてこないため、
落下点が定まりにくいのが特徴です。
落下点が定まらない中、
標的(ビブス)を目で追って、
落下点を予測して、
落下の軌道が変われば、
それに合わせて身体を動かす
ことが必要となります。
ですから・・・
自然に対応力が身につきます!!
「ボール運動に必要な力を養うこと」
が目的であれば、
『一旦、ボールから離れて考えることも大切である』
とアレグランでは考えています。
大切なことは、
ねらいを持って
そのゴール(ねらい)に
確実に向かうことです!!